第5回「愛知ブランド企業に学ぶものづくり」講座を開催しました!
11月14日(月)に第5回「愛知ブランド企業に学ぶものづくり」講座が開催されました。
今回は、100年を超えて義肢、装具、リハビリテーション機具を作り続ける株式会社松本義肢製作所の代表取締役社長 松本 芳樹氏に講義していただきました。
なかなか、知ることのない義肢のものづくりは、まるで職人の世界で、受講生の皆さんもものづくり(製造業)の幅の広さ、奥行きの深さを知る機会となりました。
講義を行う松本 芳樹氏(株式会社松本義肢製作所 代表取締役社長)
「愛知ブランド企業に学ぶものづくり」講座出席者アンケートによると、
62%が良かったと答えています。
○知らない分野での、今まで知らなかった技術を知り、現代の技術力の高さと実用への試みを知ることが出来た。
身近な企業が開発に携わっていることもわかり、就職に無関係というわけではないと改めてわかった。(理工学部 学部3年生)
○義肢の技術が進んでいることが理解できました。(理工学研究科 修士2年生)
○ものづくりというと車や家電製品を考えがちだが、こういったものづくりというものについて考えられて良かった。(理工学研究科 修士2年生)
○今まで知らなかった義肢の製作について知ることが出来た。(理工学部 学部4年生)
また、9割を超える学生が講義を理解できたと答えています。
理解を進められた理由として
○写真が多く使われていたので分かりやすかった。(法学部 学部4年生)
○一つのスライドに多くの説明をしていただき、分かりやすかった。(理工学部 学部3年生)
○消費者一人ひとりにあった義肢をつくり、本当に消費者のことを思っておられることが伝わってきた。
(理工学部 学部4年生)
○映像を使って具体的で分かりやすかった。(第二法商学部 OB)
○1人1人の骨の出方や筋肉のつき方に合わせて採寸、型取りして、その人にあったものを製作しているという過程が良く分かりました。(子ども発達学部 学部3年生)
また、6割がこの講座は参考になると答えています。
その理由として、
○今まで知らなかった分野について話を聞けて視野が広がった。(理工学部 学部4年生)
○海外で良いとされているものをそのまま日本に導入するのではなく、どの技術を応用できるのか、一歩深めて考える必要があることが分かった。(農学部 学部4年生)
○今までの価値観が変わりそう。(法学部 学部1年生)
○CADを導入して1年過ぎたがコストが合わないなど、企業経営と社会に対する貢献との両立についていろいろ話を聞けた。(第二法商学部 OB)
○全く同じものであってもユーザーの心理によって感じ方が違うという話が印象に残った。ものづくりの上で顧客との良好な関係が必要だということが良く分かった。(理工学部 学部4年生)
○一口に製造業と言ってもいろんな種類の製造を行っている企業があるのだなと知る意味ですごく参考になりました。(子ども発達学部 学部3年生)
今までの全く知らない業界の話や、それぞれのものづくりの中で必要とされるものや重要とされるものがいろいろ違うことを、受講者のみなさんが吸収し、幅の広い知識と理解を得ていく姿をたのもしく感じた講義でした。