「愛知ブランド企業に学ぶものづくり」講座がスタートしました!
愛知県では大学生を対象に、製造業に対する理解ある人材の育成や、学生の職業観の形成と就職支援などを目的に、愛知ブランド企業の社長様を講師として「愛知ブランド企業に学ぶものづくり」講座を開講しています。
この講座は、12月26日(月)までの毎週月曜日、午後4時30分から午後6時まで、名城大学で行っております。
さる10月17日(月)に第1回目の講義を開講し、多くの学生に参加をいただきました。
さて、第1回の受講者アンケートによると、参加の3大動機は、
「自分の見聞を広めるため」 45%
「大学の先生に勧められたから」 38%
「就職の役に立つと思ったから」 34%
「自分の見聞を広めるため」という前向きな理由が第1位でした。
14大学から登録があり、積極的に知識を手に入れようとする学生が多く集まってくれました。
受講者からは、
○ 特に地元に貢献する職に就きたいと考えている自分としては、大変興味のある講義となりそうです。
○ 私は文系なので、今回のような講座はものづくりに触れるいい機会になると思い受講しました。来週からの講義を楽しみにしています。
○ 製造業に関する(携わっておられる)方々の話を聞かせていただける機会に参加できる為、就職活動の参考以上に幅広い素養を身に付けていきたいと思いま す。貴重な体験を糧に、経営とは何か・会社を支えるにはどのような能力が必要なのか。自分自身の考えを持ち、説明できるよう最終的には到達したいです。
など、多数の感想が寄せられております。
興味があるかもと思った人は途中からの登録・参加も大歓迎ですので、Webページから申込みの上、是非ご参加ください。
いよいよ次回からは、各企業の社長さんによる講義が始まります。
お楽しみに!!
【日時】平成23年10月24日(月)午後4時30分から午後6時まで
【講師】加藤 明彦氏【エイベックス株式会社 代表取締役会長】
【場所】名城大学 天白キャンパス 共通講義棟 N―322
(最寄り駅)地下鉄鶴舞線 塩釜口
【タイトル】「会社」=「人生」精密部品の切削・研削加工メーカー
【内容】(シラバスより)
1949年、第二次世界大戦終戦後わずか4年後にエイベックスは「加藤鉄工所」として創業した。
ミシン部品からはじまった機械部品製造は、ミクロン単位の切削・研磨技術力を持つ技術者を有する企業に成長し、その高い技術を活用して自動車部品を中心に現在は、自動車用オートマチックトランスミッション油圧制御バルブで、世界のオートマチック車に使用されている。
エイベックスが掲げる方針に「会社と仕事は自分で決める」というものがあり、入社試験は就業意志の強い学生から採用するほか、入社後も立候補で課長になれる制度などを導入し、社員一人一人の意志を尊重する姿勢を貫いている。
それは、一人ひとりの人生観を尊重し、人を人として認め合い、誇りと喜び、やりがいと生きがいのある風土を構築することで、一人ひとりが成長した分、会社は発展するという理念から生まれている。
こうした経営理念や人材育成の話を聞くことにより、1なぜ自分は働くのか、2人材育成をなぜ重視するのか、3自分はどんな会社につとめたいのか、などについて考察し、今後勉強するにあたって留意すべき点について気づくきっかけとする。
また、高度な技術を要する製品の製造について知ることにより、製造業における仕事の奥行きの広さを知り、職業観の形成を図る。